工事名
福島県南会津郡 橋梁撤去工事
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福島県南会津郡南会津町滝原の中山峠にかつて存在した橋で、現在は現道の新しい銀竜橋に架け替えられています。1968年に竣工された133mの2径間合成鈑桁橋で、道幅は5.5mと狭く、急勾配の坂道と急カーブが連続する中山峠の難所を通過するものでした。特に観光バスの通行が多く、冬季の凍結やスリップ事故が多発するなど、安全性が課題となっていました。そのため、地域住民や観光客の安全を確保するため、2007年度から新しい橋の整備が進められました。跡地は、現在も中山峠の旧道として残っており、廃道探索や歴史的な遺構として訪れる人々に親しまれています。
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